PACKAGING—機能と笑い
2023年に開催したTAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING—機能と笑い」の展示構成に合わせ、機能篇と笑い篇の二部を特別な造本でまとめた一冊です。高精細な写真や詳細な図説とともに、「PACKAGING—機能と笑い」展の世界を堪能いただけます。
This book is a reconstruction of this exhibition that explores the possibilities of "PACKAGING" from the two perspectives of "Function" and "Laughter". The exhibited works are introduced with high-resolution photographs, detailed illustrations are descriptions.
商品のご購入はこちらページの開きの良い「背開き製本」を採用。「機能」篇は左開き、「笑い」篇は右開きで、両側から読み進める二部構成です。
「機能」篇
序文
竹尾 稠
機能と笑い――「わたしたち」という環境にむけて
原 研哉
紙と循環
機能|Function
13組のクリエイターによる15作品
鼎談|資源と人間の往来
伊藤亜紗×柴田あゆみ×原研哉
「笑い」篇
笑い。
原 研哉
人は笑う。
梅原 真
笑い|Laughter
100点のパッケージと「笑いのワケ」
鼎談|地の笑い
梅原真×中井希衣子×原研哉
「機能」篇
序文 竹尾 稠 / 機能と笑い――「わたしたち」という環境にむけて 原 研哉 / 紙と循環 / 機能|Function 13組のクリエイターによる15作品 / 鼎談|資源と人間の往来 伊藤亜紗×柴田あゆみ×原研哉
「笑い」篇
笑い。 原 研哉 / 人は笑う。 梅原 真 / 笑い|Laughter 100点のパッケージと「笑いのワケ」 / 鼎談|地の笑い 梅原真×中井希衣子×原研哉
「機能」篇
「機能」篇は、13組の気鋭のクリエイターによる近未来「PACKAGING」の競演。紙の真価を理解し、その豊かな感覚世界に通じている多方面の才能が参集し、考え抜かれた容器と包装の提案15作品を、原研哉氏による解説、クリエイターによる制作意図のテキスト、高精細な写真や図解とともに収録しました。
「おいしいかたち」nomena
「ジグザグ梱包紙」三井 嶺
「紙のかたまり」萬代基介
「開け箱」石川将也+中路景暁
「塗紙-NURIKAMI-」NEW
「一枚」三澤 遥
「1/2 段ボール」CYQL PROJECT
「黒を包む」小玉 文
「Paper tube flowers」山口崇多
「布紙布」氷室友里
「紙の留め具」NEW + UNBOX
「木のような紙 紙のような木」狩野佑真
「programmed PAPER」TAKT PROJECT
「SHIKI」原 研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所
「マンゴーの本」原 研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所
「紙と循環」
環境素材としての紙、循環する資源としての紙の諸相を捉え直します。さらに、森林を起点とするエネルギーやCO2のサイクルなど、紙と地球にまつわる事実を、図解を交えながら俯瞰します。
「笑い」篇
「笑い」篇では、キュレーターに梅原真氏を迎えました。思わず手に取らせる力を「笑い」と捉える梅原氏の視点で100点のパッケージを選出。笑いの種ともいえる厳選された言葉を各パッケージに添えて、パッケージの魅力に迫ります。会場ではムービーでご覧いただいた梅原氏による「笑いのワケ」の書き起こしも収録しています。
100点のパッケージを40のワードから言葉を選び紹介。「笑いのワケ」では梅原氏による解説が添えられています。
特別鼎談
「資源と人間の往来」 伊藤亜紗(美学者)×柴田あゆみ(研究開発者)×原研哉
「地の笑い」 梅原真×中井希衣子(編集者)×原研哉
書籍『PACKAGING—機能と笑い』
監修:株式会社竹尾
企画・構成:原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所
仕様:B5変型、320ページ、背開き製本
ISBN:978-4-568-10571-1
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 美術出版社書籍編集部
発売:株式会社美術出版社