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SUBTLE

TAKEO PAPER SHOW2014「SUBTLE」の開催に合わせて発行された書籍です。
展示空間で表現された内容を高精細な写真や制作物の図説・解説とともに再編集した一冊です。

編/ 発行:竹尾 企画/ 構成:原 研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所 本文:原 研哉

原 研哉|グラフィックデザイナー
1958 年生まれ。産業文化の可能性を可視化し、新たな覚醒を生み出すデザインを展開。2002 年より無印良品のアートディレクター、12 年には代官山蔦屋書店のアートディレクションを担当。竹尾ペーパーショウにおいては「RE DE SIGN」「HAPTIC」など、また異なる展覧会においては「SENSEWARE」「HOUSE VISION」など、時代の価値観を更新していくキーワードを提起するプロジェクトを多数手がける。09―11 年に北京・上海で大規模な個展を巡回、活動領域を世界に拡げている。近著『デザインのデザイン』、『白』は各国語に翻訳され多くの読者を持つ。TAKEO PAPER SHOW 2014「SUBTLE」ディレクター。

※販売を終了いたしました。

SUBTLE|COLLECTION

本書抜粋 p28,29 本書抜粋 p152,153

紙によって目覚めさせられた繊細な感覚「SUBTLE」の様相を表現するにふさわしいクリエイターを多領域から招聘し作品を制作いただきました。クリエイターは15 名。いずれもテーマを表現するにふさわしい洞察力と表現力を持った方々です。それぞれ独自の視点とクリエイションを通して「SUBTLE」が標榜する世界を共有いただきます。

(参加クリエイター)
石上純也/色部義昭/葛西 薫/田中義久/冨井大裕/トラフ建築設計事務所/中村竜治/服部一成/ハム・ジナ/原 研哉/三澤 遥/皆川 明/宮田裕美詠/寄藤文平/和田 淳

SUBTLE|COLLECTION

本書抜粋 p178,179 本書抜粋 p230,231

紙によって導かれ、花開いた諸現象を、多様な人の営みを探訪し編集してみました。ものや作例を通して、紙が担ってきた価値は確かにここにあったと確認できる内容を目指しています。「SUBTLE」は微かではあるが小さなことではなく、むしろ無辺の感覚世界につながる概念であり、そこから紙の未来への新たな認識が芽吹いていくことを期待しています。

本書抜粋 p272,273

アルゴリズミックな作風で知られる建築デザイン事務所noiz にファインペーパーの新たな顔を表現していただきました。テクノロジーと結びつきながら、時代の先端で成長し続ける紙の様相をご覧ください。

紙の肖像

紙の根源の魅力を見通す、写真家上田義彦が撮りおろした紙の原像。見たら絶対忘れない新しいイメージの古典を体験していただきます。

対談

森田真生(独立研究家)× 原研哉「紙と数学」
山口信博(グラフィックデザイナー)× 原研哉「禊ぎと再生」